「暴行動画がSNSにアップ」→「どうせ無視でしょ…え、もう謝罪したの!?」 大分市中学いじめ「市教委の爆速対応」も"安易に喜べぬ"ワケ

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「SNSでの告発」が一般的になることによる弊害を考えた(写真:リチャード/PIXTA)

このところ、学校内で撮影された生徒・児童による暴行とされる映像が、SNS上で話題になりがちだ。“暴露系”と呼ばれるインフルエンサーにより、「いじめ」と題して拡散されるこれらの動画は、必要以上の私刑を引き起こすおそれがある一方で、「悪を懲らしめるためには仕方ない」「適度な自力救済だ」と擁護する声も根強い。

そんななか、とある公立中学校での暴行動画が、注目を集めている。学習用のタブレット端末で撮影されたという、その動画から「SNSでの告発」が一般的になることによる弊害を考えた。

いじめのあった中学校を実名で紹介

話題になっているのは、大分市の中学校で撮影された動画だ。生徒間の暴力行為を撮影したものとみられ、2026年1月8日未明に暴露系インフルエンサー「DEATHDOL NOTE(デスドルノート)」による、「いじめ撲滅委員会」と題する募集の一環として、Xにて投稿された。

映像には、とある生徒が被害者の頭などを一方的に、殴ったり蹴ったりする様子が収められている。一部には、ぼかし処理がかけられていたが、投稿では中学校の実名が紹介されていた。

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