シリコンバレーの中心であるスタンフォード大学において、日米の主要なベンチャー関係者が集まるカンファレンス「MOMENT2015」が、前例のない大きな規模で開催されました。本稿では、活気あふれるイベントの様子とその目指すところの日本とシリコンバレーのベンチャーエコシステムの連動について紹介します。
MOMENT2015とは?
10月30、31日、抜けるように青く晴れたシリコンバレーの空の下、スタンフォード大学のAlumni Center会議場に600人を超える日米のベンチャー関係者が集まりました。
日本からは、日本ベンチャーキャピタル協会会長をはじめ、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、インキュベイトファンド、東京大学エッジキャピタル、NTTドコモベンチャーズなど主要なベンチャーキャピタルの代表と、海外展開を目指す起業家、大企業の新規事業担当役員など約250人が渡米して参加。「始動Next Innovator」の米国派遣メンバーも加わりました。(「始動プロジェクト」についてはこちらの記事をご覧ください。)
米国からは、Andreessen Horowitz、Accel Partners、Index Ventures、Mayfield Fund、Bessemer Venture Partners、DCM、500 Startupsといった全米トップクラスのベンチャーキャピタルの代表と、弁護士、コンサルタント、メディア関係者、大学教授、学生が参加しました。
今までに例のない豪華メンバーと規模で開かれた「MOMENT2015」は、経済産業省が主催する日米ベンチャー関係者の連携強化のための会合です。「出会いの瞬間」を作るということでこの名前になりました。
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