「地方民が憧れたサブカル誌」「ヴィレヴァンでよく見かけた」 "平成"をつぶさに記録してきた、伝説の雑誌『東京グラフィティ』その後の意外な姿
タレントではなく、東京の街なかに生きる市井の人々が誌面の中心を飾る、独特なカルチャー雑誌を覚えているだろうか。
2004年に刊行され、約20年の間人気を博した雑誌『東京グラフィティ』だ。平成のカルチャーに生き、サブカル好きで「ヴィレッジヴァンガード」などに通っていた人ならお馴染みの“伝説の雑誌”だ。実は25年の春に惜しまれつつも休刊していた。
しかし先日、SNS上で“復活”の狼煙が上がり、話題を呼んでいる。
復活の中心人物は、新編集長となる仲野真人さん(29歳)。中学生時代から就職までの間に、同誌を100冊以上保有していたという生粋のファンで、それがこうじて『東京グラフィティ』の発行元・グラフィティ社に就職した人物である。
東京グラフィティはどのように求められ、そしてなぜ勢いを失っていったのか――。仲野さんの歩みとともに、同誌のこれまでとこれからを聞いた。
就職活動は『東京グラフィティ』1本勝負
「『東京グラフィティ』は、僕の青春の媒体なんです。はじめて読んだときに、東京ってこんなにいろんな人たちがいるんだと大きな衝撃がはしりました」
そう語る仲野さんは、中学3年生のときに地元・大阪で、雑誌『東京グラフィティ』に出会ったという。


















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