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「月額6万6000円」「富裕層の男性経営者が顧客」 西麻布の《超高級バーバー》に、"美容室の倒産過去最多"でも客が殺到するワケ

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「30代以上の男性経営者は、自分に合うサロンを求めてずっと探し回っています。理美容店を転々とし、かといって昔ながらの床屋はファッション的に少し違う。ホテルの中にも高級理容室はありますが、やはり昔ながらの存在なので感度が合わない。結局、どこへ行けばいいのかわからず、妥協して店を選んでいるのが実情です」(MASA氏、以下同)

MASA氏のもとには、上場企業、中小企業問わず、多くの経営者が訪れる。その顧客たちは、単に髪を短くしたいわけではない。ビジネスの第一線で戦うための「武装」として、身だしなみを求めている。

「服と同じです。金銭的余裕はあっても、着るものがわからない、何を着たいのかもわからない状況になっている男性経営者は非常に多いです。基本的に女性は髪にも服にもこだわりを持っていますが、男性の場合は経営者などの富裕層でもそれらに疎いことは珍しくありません。私のサロンに来たお客様は、『こんな場所があったのか』という感覚を持たれます」

完全個室の「BE FIRST CLASS NISHIAZABU」(写真:藤中一平撮影)

経営者が外見に投資するメリットは、数字以上のリターンとなって返ってくる。

「髪を整えることで、周囲の反応は劇的に変わります。会食の場や、社長に意見しにくい社員からも『最近、変わりましたね』と声がかかるようになる。第一印象がよくなり、自分に自信がつく。それがビジネスの円滑な進行につながり、結果として仕事がうまく回るようになるのです」

ニューヨークで突きつけられた「目からウロコ」な教訓

MASA氏が現在の経営方針に確信を得た背景には、36歳で渡ったニューヨークでの経験がある。マンハッタンのソーホーで「THE BARBER」の支店を立ち上げ、ハリウッド俳優や「DEAN & DELUCA」の創業者、投資家たちを相手にハサミを握った。

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【ニューヨークの客は「おもてなし」を求めていなかった】

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