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商品や技術では勝負しない
――AIで特注部品の見積もりを即座に算出する「メビー」(参照記事)や、流通在庫を可視化する「D-JIT」(参照記事)など、新サービスを次々と投入できるのはなぜですか。
自分たちは普通にやっているので、改めて考えたことはなかったが、やはり成長へのこだわりが根底にあると思う。当社は商品の性能や技術では勝負しない。創業時から一貫して、ビジネスモデルこそが心臓部だ。
進化を止めてしまえば、顧客に価値を提供できなくなる。現状に危機感を持ち、変革を望む意志が強い。だから続々とイノベーションを起こせるのだろう。採用の面でも、それを面白がったり、社会的な意義を見いだしたりした人が集まってくる。
――イノベーションを起こせる人材をどう育成していますか。
座学と実践の両面がある。前者では経営層が講師役となり、社員に戦略を教える伝統がある。私も社内の経営フォーラムで2カ月に一度ほど、中堅の管理職以上300~400人程度を対象に話す。
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