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メーカー開発現場の“黒子”が打ち出す独自戦略。プログレス・テクノロジーズの中山岳人社長に聞く

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中山岳人(なかやま・がくと)/1973年2月生まれ。1995年大塚商会入社。2000年1月PTCジャパン入社、2003年6月アセンシャル・ソフトウェア(現・日本IBM)入社。2005年8月、創業メンバーとして当社入社、取締役就任。2007年9月、当社代表取締役就任(撮影:梅谷秀司)
※本記事は「会社四季報オンライン」でも有料会員向けに配信しています

ひと昔前まで、自動車をはじめとする日本メーカーでは、製品の開発設計に使うテクノロジーを自社の技術部門で選定・実装していた。ところが、製品が多機能化し、技術が複雑化するにつれて、開発設計で使うテクノロジーも複雑化し、社内だけで管理することが困難になってきた。

2025年3月に上場したプログレス・テクノロジーズ グループの中山岳人社長は、アセンシャル・ソフトウェア(現・日本IBM)に勤務していたころにメーカーが抱えるこうした構造的課題と対峙してきた。

中山氏は「テクノロジー・プロバイダー」としてメーカーの開発部門に最適な技術を提案・実装する当社設立に参画。2007年9月に代表取締役に就任した。いわば黒子的な存在である当社がどのようなビジネスモデルを展開し、成長戦略を描いているのか。中山社長に話を聞いた。

開発設計部門に複数の最新技術を提供

――創業までの経緯を教えてください。

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