
上場は通過点だ
――起業の経緯について教えてください。
高校生の時、プロを目指して打ち込んでいたサッカーを病気で諦めたことが原点だ。これまで自分がスポーツで得た知見と経験を活かすために、起業してスポーツのウェブメディアの運営から始めた。
足の悩みを相談できる「足の相談所」というLINEのアカウントを立ち上げ、顧客のニーズを聞きながらインソールを発売してから、ウェルネスブランド「テンシャル」の小売業を始めた。
――上場を果たした心境は。
競技で例えれば、まだ地区大会に出たような気持ちだ。上場しても、まだわれわれは何者でもないし、これからだ。まだ市場からの期待値は低いと思うので、株価を伸ばしていきたい。消費者から信頼してもらうことも必要だ。企業価値の向上と既存事業の成長を実現させて、勝ち続けることが重要だ。
創業した当時から上場は通過点として見ていた。われわれは海外での売上高が大きいアシックスやミズノといったスポーツブランドをマイルストーンにしている。

――「テンシャル」はリカバリーウェア以外に、どんな商品を展開していますか。
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