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「BAKUNE」で快眠革命に挑むテンシャルの未来像。コンディショニング文化を広げる中西裕太郎社長インタビュー

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リカバリーウェア「BAKUNE」などを展開している(写真:梅谷秀司)
TENTIAL(テンシャル)は2月28日、東京証券取引所のグロース市場への上場を果たした。特殊機能繊維によって血行促進による疲労回復や筋肉の凝りの軽減をうたうリカバリーウェア「BAKUNE」といった機能性商品をECと店舗で販売する。上場後の戦略と展望について中西裕太郎社長に聞いた。
※本記事は「会社四季報オンライン」でも有料会員向けに配信しています

上場は通過点だ

――起業の経緯について教えてください。

高校生の時、プロを目指して打ち込んでいたサッカーを病気で諦めたことが原点だ。これまで自分がスポーツで得た知見と経験を活かすために、起業してスポーツのウェブメディアの運営から始めた。

足の悩みを相談できる「足の相談所」というLINEのアカウントを立ち上げ、顧客のニーズを聞きながらインソールを発売してから、ウェルネスブランド「テンシャル」の小売業を始めた。

――上場を果たした心境は。

競技で例えれば、まだ地区大会に出たような気持ちだ。上場しても、まだわれわれは何者でもないし、これからだ。まだ市場からの期待値は低いと思うので、株価を伸ばしていきたい。消費者から信頼してもらうことも必要だ。企業価値の向上と既存事業の成長を実現させて、勝ち続けることが重要だ。

創業した当時から上場は通過点として見ていた。われわれは海外での売上高が大きいアシックスやミズノといったスポーツブランドをマイルストーンにしている。

中西裕太郎(なかにし・ゆうたろう)/1994年生まれ。2014年にインフラトップに創業メンバーとして参画。2016年リクルートキャリアに入社し、新規サービスの商品企画・事業開発を手がける。2018年2月にTENTIALを設立し、社長就任(写真:梅谷秀司)

――「テンシャル」はリカバリーウェア以外に、どんな商品を展開していますか。

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