 
「しゅふ」に照準合わせミスマッチ解消
――創業の経緯を教えてください。
創業は2002年だ。まず時代背景についてお話しすると、男女雇用機会均等法の施行が1986年。2006年に大幅な改正が行われて性別を理由とする差別が禁止された。
そして、2016年には女性活躍推進法が施行された。このように、今でこそ環境が大きく変化しているが、2002年の創業当時は、結婚を機に女性だけ退社する「寿退社」という習慣がまだ残っていた。
2002年当時は、時短で働けるホワイトカラーの仕事がとても少なかった。そのため、結婚や出産によって、それまで築いてきたキャリアが失われてしまい、再び生かせないことが多かった。
つまり、結婚・出産後も、キャリアを継続したいというニーズは強いにもかかわらず、企業側がライフスタイルに合った職場を用意できていないミスマッチの状態になっていた。
だが、マクロでみると日本の労働人口、とくに若年労働人口は減少が続いている。代替労働力として考えられるのは、「しゅふ」、シニア、外国人、そしてロボットだ。そこで「しゅふ」にフォーカスして、ミスマッチを解消するためのサービスを始めた。





 
         
         
        
       
        
       
         
         
         
         
         
         
         
        













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