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埼玉県越谷市に本社を置くマンション管理支援のパパネッツ、伊藤裕昭社長が描く成長戦略とは?

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伊藤裕昭(いとう・ひろあき)/1973年栃木県生まれ。1991年三協運輸サービス入社。2003年パパサン取締役就任。2004年三協運輸サービス取締役就任。2013年パパネッツ代表取締役就任(写真:記者撮影)
2025年3月、福証Qボード市場に上場した、埼玉県越谷市に本社を置くパパネッツ(9388)。不動産管理会社が手がける物件の定期巡回点検業務とハウスメーカー向け家具や商材の配送・設置といった2つのサポート事業を展開している。2016年から2024年にかけて、年平均成長率14.7%、顧客継続率100%を実現している企業でもある。上場までの経緯や事業の強み、今後の成長戦略について伊藤裕昭社長に聞いた。
※本記事は「会社四季報オンライン」でも有料会員向けに配信しています

管理会社支援が売り上げの7割

――創業から上場までの経緯を教えてください。

当社の前身は、1981年5月に設立した引っ越し業務請負の三協サービス(1986年4月に三協運輸サービスに改組・商号変更)で、1995年12月に100%子会社として発足した三協マイスタッフが始まりだ。

西関東における引っ越し業務の拠点という位置付けで、埼玉県入間市に設立した。2002年10月より実質休眠状態にあったが、2013年12月に現在のパパネッツに商号変更して再スタートした。パパネッツは、パブリックとパーソンをつなぐネットワークの意味で、人と人をつなぐ企業を目指しての商号変更だ。

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