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デジタルガレージが「企業分割」に応じないワケ 「決済と投資」を一体運営する意味とは?

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林郁/はやし・かおる 1959年生まれ。1995年に伊藤穰一氏と共にデジタルガレージを創業し、社長に就任。以来、インターネットを活用した新規ビジネスの立ち上げと事業育成を推進。2002年にはカカクコムに出資し、現在同社会長も兼務(撮影:今井康一)
商用インターネット黎明期の1995年に創業し、多くのネット関連事業を生み出してきたデジタルガレージ。フィンテック領域を成長軸に定めているが、アクティビスト(物言う株主)からは事業分割の提案もなされている。創業以来、同社を率いる林社長に今後の戦略を聞いた。

――電子決済などのフィンテックを中心に据えながら、グループ事業の再編を進めています。

マイナンバーカードの推進、キャッシュレス手数料の引き下げなど、日本は国策としてキャッシュレス決済の普及を進めている。キャッシュレス比率は2023年に39.3%と過去最高を記録したが、政府の「キャッシュレス・ビジョン」では世界最高水準の80%を目指しているので、まだまだ右肩上がりの急成長が続く。

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