40カ国を旅した筆者が選ぶ《世界の衝撃メシ》ベスト5→"詐欺モーニング"から"感涙ピザ"まで、日本人の常識を壊す海外グルメ体験

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ラクダのステーキ
ラクダのステーキ(写真:筆者撮影)
ラクダのバーガー
ラクダのバーガー(写真:筆者撮影)

初めてラクダの肉を口にした時、友人が動画で、私の食レポを撮影していた。そのときの音声を紹介したい。

「いただきまーす。やわらか、やわらかい……。ん、なんかミンチっぽくて、すごい牛肉感が……あ、噛んでくとラム肉っぽさが出るね。美味しいか美味しくないかと言うと、美味しいです!!」

ラクダのステーキは脂身がまったく感じられない。鳥のササミを柔らかくしたような食感で、わずかに獣臭さがあった。毛なのかスパイスなのか、繊維のような棒状の何かが肉に混じっており、見た目はザラザラ凸凹した感じ。ちなみにラクダバーガーはジューシーな感じで、こちらも大変美味しかった。

4位の「タルタル」はネギトロみたいな食感。しかし材料は…

ベスト4位はチェコで食べたキユーピーマヨネーズ、は一切使われていない肉料理の『タルタル』を選出したい。

タルタルはチェコの伝統料理で、生の牛肉を細かくみじん切りにして、玉ねぎやニンニクなどと混ぜ合わせ、これをパンに載せていただく。つまりは加熱処理が一切行われていない、生の牛肉を食べる。日本人の私たちからすると、塩コショウ少々程度の勇気が必要になる料理だが、Googleレビューや日本人渡航者のブログを調べ尽くした結果、「新鮮だから安全」という声ばかりだったので挑戦することにした。

私はチェコの首都・プラハで有名なレストランで、店員さんに「タルタル!」「アンド、oneビアー。スモールサイズ、プリーズ!」と拙い英語で注文。歯磨きスマイルの店員さんから、タルタルとビールを受け取った。恐る恐る、目を閉じながら、タルタルを口の中に運ぶと……ん!? これは完全に、ネギトロの食感と同じじゃないか!!

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