スマホ新法の施行でiPhoneの使い勝手はどう変わる? デフォルト指定、代替アプリストア対応など、確認すべきポイントを整理

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18日に、スマホソフトウェア競争促進法が施行された。この法律に対応するため、iOS 26.2にはさまざまな新機能が加わっている(筆者撮影)
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「スマホ新法」といった通称で呼ばれていた、「スマホソフトウェア競争促進法」が18日に施行された。公正取引委員会が主導し、成立した法律で、主にスマホアプリ市場でプラットフォーマーの独占を是正することを目的としている。この法律に対応するため、アップルやグーグルはiOSやAndroidに改修を加えることを余儀なくされた。

中でも影響が大きいのは、これまで外部ストアや外部決済の導入に制約があったアップルだ。13日に配信が始まったiOS 26.2には、このスマホ新法を遵守するための機能が複数設けられている。また、アップデート後にユーザーがブラウザーや検索エンジンなどの選択を求められるようになる。

これまでのエコシステムを大胆に変更しているため、いきなりメニューが出てきてその意味が分からなかったり、どう設定したらいいのかを迷ってしまったりする向きはありそうだ。ここでは、そんなスマホ新法に対応したiOS 26.2の主な変更点や、その使い方などを解説していく。

デフォルトブラウザーは何にする?

iOS 26.2をインストールしたユーザーが、まず目にすることになるのは、ブラウザーの選択画面だろう。これは、「チョイススクリーン」と呼ばれるもので、デフォルトのブラウザーをユーザー自身で選択するための画面だ。OSをアップデートして、ブラウザーを開こうとするとこれが表示される。

元々iOSには、いくつかのジャンルでデフォルトアプリを変更できる機能はあったが、これはそれをより明示的にユーザーに示したものと言える。ブラウザーの選択肢にはアップルの「Safari」に加え、グーグルの「Chrome」やマイクロソフトの「Edge」などが表示される。

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