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ライフ #首都圏、住むとちょっといい街

「駅前には巨大なウルトラマン像」「ドトールには敵わないからスナックに」…新宿駅から21分なのに《個人店だらけ》な街の"実態"

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祖師ヶ谷大蔵といえば、木梨憲武さんの出身地としても知られる。実家は自転車屋さんだ。「木梨サイクル(世田谷区祖師谷1-37-8)」は駅から商店街を北に向かってしばらく歩いた場所にある。店先では誰もが使える空気入れを開放し、「セルフエア 無料」と手書きの札がさがっている。ごくごく普通の自転車屋だ。スタッフの日高平さんは「自転車好きが高じて、今では自転車屋さんです」と笑う。

「祖師ヶ谷大蔵を一言で表現すると“平和な街”ですかね。住んでいる人たちがみんなゆったりしている感じなんですよ」(日高さん)

雑談のなかで、最近は自転車ブームですよね、みたいな話を向けてみると、

「まぁ、それもコロナで少し落ち着いた気がしますね。最近やっと戻ってきた印象はあるんですけどね。でも、ここらへんは坂も少ないし、自転車ユーザーはわりと多いんじゃないかな。自転車だと、隣の成城学園もすぐだし、電車より便利なんですよ。近所にはチェーン店も含めて、自転車屋が4軒くらいありますね」(日高さん)

全国から木梨さんファンが集まる

店の1階は地域密着の自転車屋だが、2階では木梨サイクルのロゴ入りTシャツなど、関連グッズを取り扱っている。

「おかげさまで、憲武さんのファンの方などが、全国から来てくれています。でも、1階は本当に普通の自転車屋なんで、毎日パンクの修理とかで忙しくしています」(日高さん)

こうした地域密着型の店が元気に営業している商店街には底力を感じる。チェーン店の全国一律のサービスも便利だが、地域が求める形にフィットしやすいのはやはり小規模個人店だろう。「住みやすさ」とはこんなところにあるのかもしれない。

木梨サイクル(筆者撮影)
木梨サイクルのスタッフ日高平さん(筆者撮影)

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【全長2.3kmの商店街で見つけた「大人の隠れ家」】

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