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「自分は全知全能の神」…《教育虐待する親》の"恐ろしき実態"伝える「作家・石井光太」の思い 「医大生の性暴力事件」「中国人爆入学」なども聞く

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もし「すべて正しい情報を流すので、どれを選ぶかはあなたの自由です」という言い方であれば有意義な情報なのですが、そういったものはネットでは閲覧されない。焦点を絞って強く言い切ったほうがウケるから、「いいね」の数も閲覧数も伸びるわけです。

そういう人の声が大きくなり、洗脳される人が増えて、同じアルゴリズムの考え方の人がたくさん集まる。彼女たちの動画を見ると、同じような人たちしか出てこないし、同じ言葉しか使わない。

本来は、いろいろな人が雑多につながれる社会を作っていかなくてはいけないんですけど、SNSやネットの世界はそうならない。だから、学校や地域社会でやらないといけない。

しかし、実質的には正反対になっています。PTAは面倒くさい、地域参加の集まりには行きたくない。そんな社会では必然的に同質性が高くなっています。SNSの功罪の罪のほうが表れています。

性的暴行事件を起こしたエリート医大生の親の驚愕思想

子どもが親元を離れられるとよいが、小中学生などではなかなか難しい(撮影:梅谷秀司)

ーー実際にあったエリート医大生による性的暴行事件も取り上げています。息子が事件を起こし逮捕され、医大を退学になっても、親は自らの教育を省みることもなく、受験からやり直して医者にさせようとします。一般の感覚とはあまりに離れた行動原理に驚かされました。

親自身は、間違っているとは思っていないんです。なぜかというと、子どものためを思ってやっているので。何のために生きていくとか、人を思いやるとかはすべて抜け落ちていて、医者になって稼げるようにすることだけがゴールなんです。

事件を起こしたとしても、別の大学を出て医者になれば、目的を果たせるわけですから、自分はいい親だし、子どももハッピーという考え方になります。そこに被害者がいようと、そういうことはいっさい考えられない。残念ながら、その思考を40〜50歳になって変えることはできません。

ーーそうした親子を救うにはどうすればいいのでしょうか。

以前、フリースクールを取材したときに先生が話してくれましたが、親を変えるのは無理だけど、唯一道があるとすれば、子どもを変えることによって、変わった子どもを見て、親が考え方を改めることです。

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【教育虐待の当事者に会って感じたこと】

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