デリー・バンコク便は最初に予約していたエア・インディアのフライトがライフラット(セミフラット)シートだったので、フルフラットで座席数が少ないタイ国際航空のフライトに変更した。
昼間の便だとシートを倒して寝ることはあまりないが、空間のゆとりは仕事環境の快適さに直結する。“当たり”の機体だと大きなテーブルに加え、座席横にタブレットやドリンクを置ける台があり、足元にも収納スペースが設けられている。シートを倒すときの片付けも最小限で済む。
個性豊かなラウンジ利用も楽しみに
空港ラウンジを利用できる会員制サービス「プライオリティパス」で、ラウンジ巡りを楽しみにしている海外旅行好きもたくさんいるだろう。筆者も所有しているが、ビジネスクラスの世界一周航空券は、航空会社が上級顧客向けに提供しているラウンジも使えるので、選択の幅が広かった。
リモートワークの普及を反映してか、PC仕事のためのスペースが充実していたラウンジが多かった。
メキシコシティからエクアドルのキトに向かう際、トランジット先のパナマ空港で3時間半を過ごした。スターアライアンスに加盟するコパ航空のラウンジはコワーキングスペースとビュッフェが合体したような最高の空間だった。
圧倒されたのはイスタンブール空港のターキッシュ エアラインズ ラウンジ。シェフが作りたてのメニューを提供するライブキッチン、ウィーンの洋菓子ブランド「デメル」のケーキビュッフェなどほぼホテルクオリティ。
ワークスペースは見当たらなかったが、カフェっぽい座席があり仕事も快適にできる。



















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