【やや貧乏な初老夫婦が25m²の新居にお引っ越し】東京・中央区6畳1Kの狭さに唖然、断捨離にも失敗…窮地救ったゴミ捨て場での「まさかの出来事」

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玄関入ってすぐ左手がキッチン、右手がバストイレで、キッチンは3.5畳あるものの、ほぼ廊下としてしか使えず、6畳の居間だけが生活スペースになってしまうのです。

幅110cmのイケアのミニキッチンに交換。空いたスペースに冷蔵庫を置くことで、隣に大型のメタルシェルフを設置できました(筆者撮影)

DIYで1.5畳分の居住スペースの確保に成功!

押し入れの中板を抜いて、ヌックに改造。DIYでは難しかったため、便利屋さんに依頼して作ってもらっています(筆者撮影)

生活スペースを少しでも広げるため、引っ越し前にDIYを敢行しました。主に行ったのは以下の2つ。

・押し入れは襖をとっぱらい、ヌック(ソファ兼ベッド)として部屋の一部に組み込む
・180cm幅の流し台を、イケアの110cm幅キッチンに交換して小型化。これで約1.5畳分の居住スペースを確保
家の収納のほとんどをまかなう、薄型のメタルシェルフ。梁の高さぴったりサイズで組み立てた。奥行きが浅いものを選んで、少しでも居室が広くなるように努力(筆者撮影)

押し入れをつぶしたことで激減した収納スペースは、市販のメタルシェルフでカバー。壁の奥行きと部屋の幅にシンデレラフィットするようにサイズを組み合わせ、延長ポールを継ぎ足して、パイプカッターで梁(はり)のでっぱりの高さに合わせてカット。棚板の間隔も考慮して、1mmの無駄もなく、たっぷりの収納量を確保しました。

準備は万端、「これでどうにかなるだろう」と高を括っていたのですが、実際に引っ越してみるとなんとも狭い。

パイプカッターを使えば、クルクル回すだけで簡単にパイプをカットできる。思い通りの高さのメタルシェルフを作るために大活躍した(筆者撮影)

狭い理由は明白でした。“荷物の量が収納量より多い”、それだけです。

最大の失敗は荷物の逃げ場を作らなかったこと。箱ティッシュやヘッドホン、食べ掛けのお菓子、郵便物に読みかけの本……。ちょっとした荷物の一時的な置き場がないのです。

荷物が収納に入りきらず……。ここから15個ほど缶やケースをゴミ捨て場に運びました(筆者撮影)
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