「まるでデンジとレゼがそこにいるみたい」 大ヒット中『チェンソーマン レゼ編』の舞台に"そっくりな街"が都内にあった【すでに聖地化】

✎ 1〜 ✎ 30 ✎ 31 ✎ 32 ✎ 33
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、ここからお茶の水にかけて、明治大学、日本大学、順天堂大学、東京科学大学、専修大学などの歴史ある大学や法律学校、そして高校が多く立地する「学生の街」でもあります。

その影響から古くから「カフェの街」でもあり、さらに近年では「ラーメンの街」「カレーの街」ともなっていて、毎年10~11月に開催される「神田カレーグランプリ」は年々人気が高まっています。

神保町は、集英社と小学館という、日本を、いや世界を代表する出版社のお膝元でもあります。街を歩いていると、両出版社に関係する会社が多く目に入ります。『チェンソーマン』を連載しているのは、まさに集英社。ヒットに導いた出版社のある街が劇場版の舞台となったのは必然と言えるでしょう。

神保町 お茶の水
神保町からお茶の水付近には気持ちのいい散歩道が点在しています(筆者撮影)

デンジとレゼの象徴的なシーンに出てくる場所?

ファンの間で「劇場版に出てくる風景とよく似ている」と言われている代表的な場所が、「女坂」です。

神保町からお茶の水に向かう途中にある、石段の坂の上からは、神保町の街を見下ろせるようになっていて、特に夕暮れ時の展望は風情が満載。筆者が訪れたときには、曲がり角に誰ともなく持ってきた「ガーベラ」の花が供えられており、たくさんの外国人観光客が思い思いに写真を撮っていました。

ちなみにこのガーベラは、主人公・デンジとヒロイン・レゼの関係性を象徴する花だそうで、劇中にも幾度となく登場します。

女坂 チェンソーマン
「女坂」に向かう道も劇中に登場しています(筆者撮影)
女坂 チェンソーマン
「女坂」の一番上から下を見下ろしてみました。ファンが供えたであろうガーベラの花があります(筆者撮影)
【写真を見る】『チェンソーマン レゼ篇』劇中と同じように坂を登ってみるとこんな感じ
次ページレゼが働いていたカフェにたどり着く?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事