誰もが心を寄せる世界宗教「お母さん教」
「宗教とは何か」に対する答えはさまざまですが、ひとつには「自分の心のよりどころ」と定義することができます。仏教でも、キリスト教でも、イスラム教でもそれは同じです。そして誰もが心のよりどころにしたことのある「世界的な宗教」があります。
それは「お母さん教」です。
小さいうちは、みなお母さん教ですよね。お母さんが心のよりどころだからです。私も長い間、お寺にある幼稚園の園長を務めているのでわかります。子どもたちはパパそっちのけで、「ママ! ママ!」と言っています。
そしてこのお母さん教と同じくらい強力になってきているのが、「お金教」です。人々はお母さん教を卒業し、お金教に入信していくわけです。
お金教とは何か。それは、お金がないと不安になり、お金に安心を求めるものです。先のお母さん教は、ママがいないと不安になり、ママがいると元気になり、勇気が湧いてくる。心理的安全性を、母親に求めているわけです。その心理的安全性がお金に変わったのが、世界中を席巻しているお金教です。




















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