景色が主役のチェーン店!?『大戸屋』湘南の海に臨む"レア店舗"で味わう特別感 「まるで大型の個人店」な店内で限定メニューをいただくと…

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大戸屋
大戸屋逗子店限定メニューの「湘南みやじ豚のヒレかつ御膳」(筆者撮影)

安くて安心のチェーン店。その多くは、街角や駅前など日常の風景となっている。しかし、日本各地には、“景色が主役”と言っても過言ではない、特別な店舗が存在する。窓から広がる景色に映るのは、美しい海や湖、雄大な緑、歴史ある街並み。それらを“お手頃な価格”と“いつもと変わらない味”でいただけるのだから、お得、むしろ贅沢とも言える。

そこで、旅の目的地やちょっとした自分へのご褒美にもなり得る、とっておきの“絶景チェーン店”を現地取材。今回訪れたのは、東京から1時間ほどで行ける湘南の海。2025年8月7日にオープンしたばかりの「大戸屋ごはん処 逗子店」だ。

「コロワイド」ゆかりの街・逗子に待望の大戸屋が誕生

逗子海岸の国道134号線沿いに「大戸屋」ができることは、地元民の間でちょっとしたニュースになり、隣町の鎌倉に住む筆者の耳にもうわさが届くほどだった。一般的なチェーン店は意外と少なく、どちらかというと、個人商店に活気がある土地柄だが、鎌倉や逗子に住む友人たちの間で、「本当に『大戸屋』ができたらいいな」という声をあちこちで聞いた。

そんな中、ついに「大戸屋」が逗子にオープンした。しかも、逗子海岸の目の前の一等地に。

大戸屋
今夏にオープンした大戸屋・逗子店の看板(写真:大戸屋)
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逗子といえば、全国各地で多くの飲食店を展開する外食大手「コロワイド」グループ発祥の街であり、社長一家の“お膝元”としても知られている。逗子海岸の国道沿いには、3世代の家族連れや犬の散歩客にも愛されている「なぎさ橋珈琲」や、三浦半島の野菜や地魚にこだわったイタリアン「カンティーナ」といった、海に臨むロケーション抜群のレストランがあるが、いずれも同グループなのだ。

地元・逗子の花火大会にも毎年協賛し、「コロワイド」の5文字の花火があるほど。創業の地である逗子には、特別な思い入れがあることがうかがえる。

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