景色が主役のチェーン店!?『大戸屋』湘南の海に臨む"レア店舗"で味わう特別感 「まるで大型の個人店」な店内で限定メニューをいただくと…
個人的にもうひとつ好感を持ったのは、店内がバリアフリー仕様になっていることだ。隣の客席とのほどよい距離感や、多機能トイレ、スロープ、エレベーター、スタッフを呼ぶベルなど。これならベビーカー連れの親御さんも、杖をついて歩く年配の方も、車いすの方も、不自由な思いをせずに、目の前に広がる海の景色を満喫できる。
湘南ブランドの「みやじ豚」を大戸屋で
筆者が訪れたのは平日の14時すぎだったが、やはり海が見える窓際の席はほとんど埋まっていた。海水浴客でにぎわうシーズンも終わり、地元の方がのんびり昼食を食べに来ているようだった。
お腹を空かせた遅めの昼ごはんに選んだのは、「湘南みやじ豚のヒレかつ御膳」(2780円/税込、以下同)。大戸屋にしては、なかなかいいお値段である。ひとり飯で3000円なんて、ちょっと勇気がいる。それでも、せっかくならと逗子店限定メニューを食べることにした。そんな気分にさせてくれる景色がある。
逗子店の限定メニューは、以下のようなラインナップ。
・湘南みやじ豚のロースかつ御膳(2780円)
・湘南みやじ豚のヒレかつ御膳(2780円)
・釜揚げ湘南しらす丼と蕎麦セット(1980円)
「みやじ豚」といえば、湘南を代表する藤沢産のブランド豚だ。湘南に住でいると、名前はよく聞くものの、意外と口にする機会は少ない。
ストレスの少ない環境で育てているため、月にわずか100頭しか出荷しない希少なブランド豚だという。生産者の取り組みがまたユニークで、飼育や販売だけでなく、消費者との交流イベントまでを一貫して行っているのだそうだ。


















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