九州民に愛される《野菜爆盛り》ソウルフードの凄さ…家でも作る"日常食"なのに「通わずにいられない」ローカルチェーンの正体

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ちゃんぽん
野菜がたっぷりのできたてちゃんぽん(筆者撮影)
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出張先で立ち寄りたいチェーン店を紹介する本連載、第21回は、ライターのサオリス・ユーフラテスが、野菜てんこ盛りで話題の「井手ちゃんぽん」を訪ねた。

佐賀県民がわざわざ足を運ぶちゃんぽん店

九州への出張が決まったら、ぜひ食べてほしい一杯がある。

佐賀県で創業75年、九州5県に12店舗を展開する「井手ちゃんぽん」。「マツコの知らない世界」や「秘密のケンミンSHOW極」でも取り上げられ、県外からの来店客が急増中だ。

長崎に隣接する佐賀では、ちゃんぽんは特別な料理ではない。スーパーには麺とスープが常備され、家庭でも外食でも「ちゃんぽんにしようか」と口をついて出る定番メニュー。佐賀出身の筆者の母の口癖も「ちゃんぽんでいいね?」である。

手軽に家でもちゃんぽんを食べられる佐賀県民が、わざわざ足を運ぶのが「井手ちゃんぽん」だ。

井手ちゃんぽん武雄北方本店
井手ちゃんぽん武雄北方本店(筆者撮影)
【画像を見る】麺が見えないほど野菜どっさり――これぞ“九州ちゃんぽん”の醍醐味!
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