九州民に愛される《野菜爆盛り》ソウルフードの凄さ…家でも作る"日常食"なのに「通わずにいられない」ローカルチェーンの正体

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豚骨スープがどんぶりに注がれる様子
最後に豚骨スープが注ぎ込まれ、どんぶりが完成する(筆者撮影)
運ばれるどんぶり
もくもくと湯気を立てながら運ばれていくどんぶりたちを、思わず目で追ってしまう(筆者撮影)

「次は私のちゃんぽんだろうか」と喉を鳴らし、自分の番を待つ。注文からどんぶりが届くまで、およそ10分。カウンター席なら、その一部始終を楽しめる。

主役は野菜の山の下に隠れている

「ちゃんぽん、お待たせしました!」

目の前に現れたどんぶりに、視線が釘付けになる。

ちゃんぽん
ちゃんぽん(920円)(筆者撮影)

直径約22cmのどんぶりに、キャベツ、もやし、玉ねぎ、青ねぎ、かまぼこ、ちくわ、豚肉が山のように盛られ、肝心の麺はまったく見えない。これが佐賀県民が「腹いっぱいになる」と太鼓判を押す、井手ちゃんぽんの正体だ。

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