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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「早くしなさい!」とキレる親が楽になれる《感情のメカニズム》、時間と感情の不思議な関係性を知れば、子どもの"のんびり"に振り回されずに済む

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

INDEX

子育てのイライラを減らすには、自分自身の感情パターンを明確にする必要がある(写真:metamorworks/PIXTA)
【相談】
朝の慌ただしい時間、子どもがのんびりと着替えている様子を見ると、つい「早く!」と声を荒らげてしまいます。夕方は疲れて帰宅した時に散らかったリビングを見てため息が出て、夜はなかなか宿題に取り掛からない子どもに「まだやってないの?」と苛立ちを隠せません。「また怒ってしまった」「もっと穏やかでいたいのに」と毎日後悔の連続です。アンガーマネジメントなど勉強しましたが、全く変わりません。感情的にならずに子どもに接する方法なんてあるのでしょうか?
(仮名:山口さん)

子育てで感情的にイライラすることは、多くの家庭内で毎日繰り広げられている実態と言っても過言ではありません。そして、「どうすれば、このイライラを無くせるの!」と山口さんと同じ悩みを抱えています。

イライラは基本的になくすことはできません。しかし、減らすことはできます。そのためには、場当たり的な対応をしていては、今後も継続してイライラすることになります。そこで、自分の感情パターンから「感情の時間割表」を作り、「言い換え台本」を作るという新しい方法をご紹介しますので試してみてください。

自分の感情パターンを知る「3つの問いかけ」

まずは、次の3つの問いを日常の中で意識してみてください。

「どのような時に自分はテンションが上がるのか、下がるのか」「怒りの感情はいつ出る?ワクワク感情は?」「子どもが○○をした時に自分はどう感じる?」

これらの問いを続けることで、自分自身の感情パターンを明確にします。感情は突発的に湧き上がるように見えて、実は「時間・状況・意味づけ」が連結したパターンで動いているのです。自分のパターンに気づかずに、表面的なテクニックばかり駆使していても、一向に変わらないはずです。

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【感情は「点」ではなく「線」で動いている】

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