「ありもしないツッコミ」に怯え≪分厚い会議資料≫を作ってしまう人を待ち受ける"残念な現実"

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「分厚い提案書や稟議書ほど承認されない」傾向が強まっているという(写真:Graphs/PIXTA)
「資料の究極の目的は、『作ること』でも『提出すること』でもなく、『見た人を思いどおりに動かすこと】である」。そう語るのは、マイクロソフトの業務執行役員としてPowerPointやExcelなどの事業責任者などを歴任してきた越川慎司氏。
そんな越川氏が考える、用途に応じた「適切な資料」のありようとはどんなものなのでしょうか。同氏の著書『AI分析でわかった 仕事ができる人がやっている小さな習慣』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

「説明資料は1枚にまとめろ」を真に受けてはいけない

ひと昔前まで、「発表資料は1枚にまとめなさい」というのが流行っていました。

これが呪いの言葉になって、A3用紙1枚に、何から何まで詰め込んだ資料を作っている会社があります。枚数が減っても、それでは本末転倒。誰も見てくれない資料の出来上がりです。

「1枚でまとめるんだから、時間と労力が減っていいんじゃないの?」と思いましたか。

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