コンサルが実践する「知識インプット」の《秘技3選》。短期間で大量の知識をモノにする!「知識調達ルート」をご紹介

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勉強するビジネスパーソン
情報のインプットは、短い期間で大量の情報を素早く取り込み、自分のモノとするための咀嚼力・消化力がカギになる(写真:mapo/PIXTA)
どんな業種においても情報をインプットすることは、取り組む仕事のベースとなる。
特にコンサルタントにおいては、扱うテーマは多岐にわたる。そしてプロジェクト期間も限られているから、いかに短い時間で多くの情報をインプットできるかが、仕事の成果を大きく左右する。
デロイト トーマツ コンサルティングで最高評価を4年連続で獲得し、人材開発にも携わる望月安迪氏に、著書『コンサルタント3年目までの必修ビジネススキル』から、若手はもちろん、スキルアップを目指すビジネスマンにもおすすめの「情報のインプット術」を教えてもらった。

インプットは、料理で言うところの食材にあたる。

新しい知識を吸収し、自分の中でうまく理解できなければ、プロジェクトで使える料理(=アウトプット)を出すことはできない。

十分な理解ができていない状態でプロジェクトに飛び込んだときのことを想像してみよう。

会議に参加して、「かろうじて日本語をしゃべってるのはわかるけど、中身が何を言っているのか全然ついていけない……」「この議論、何が重要なんだろう……」と置いていかれてしまう。

そのうちに「自分はどう貢献したらいいのか……」となってくると、コンサルタントとしてはつらい状況に追い込まれる。

3つの「知識調達ルート」

僕の経験では、ファームにいるメンバーではインプット不足の罠にはまる人が多い。

そうした人には「インプットが足りていないんじゃない? 追加の新情報を集めたほうがいいよ」と伝えるだけで、持ち前の思考力を活かしてぐっと考えを前に推し進めることができるようになる。

情報のインプットは、短い期間で大量の情報を素早く取り込み、自分のモノとするための咀嚼力・消化力がカギになる。

情報収集には、次の3つの「知識調達ルート」を目安に仕入れていくといい。

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