マルハニチロホールディングスの回転ずしに関する調査によると、回転ずしを月に1回以上利用する人の割合は4割を超えていることがわかった。この調査は2月中旬、同社が関東、関西圏に住む15~59歳の男女にインターネットで実施した。
3380人に、どこですしを買ったり食べたりするかを尋ねたところ、回転ずしが最も多く、8割を上回った(複数回答)。さらに回転ずしの利用者2796人に利用頻度を聞いたところ、2~3カ月に1回がトップで31.7%だが、月1回が次いで多く25.6%。月に2~3回利用する人、週1回以上利用する人もおのおの13.0%、3.3%で、月1回以上利用する人の割合は41.9%となった。
続いて回転ずしを月1回以上利用する人1000人に対して、誰と回転ずしに行くかを尋ねたところ、家族が最も多く83.2%。次いで親戚・親類、友人・知人、勤め先の同僚、恋人、1人での順となった。ただし、男性の場合は、1人でが14.0%と、家族、友人・知人に次ぐ3番目となったのが目立つ。
デートコースで使うことについての是非では、ありが全体で61.6%。女性のほうが肯定派が多く、20代、30代では8割近くがありと回答。旅行先のグルメめぐりで使うかとの問いでも肯定派が過半を超えており、回転ずしが日々の生活に浸透してきている様子がうかがえる。
(『東洋経済 統計月報』編集部 =週刊東洋経済2012年4月21日号)
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