焼きサバとゴマの風味が夏の疲れた胃袋にしみる!「まいばすけっと」の食材で本格派の《冷や汁》が自宅で簡単にできちゃう極意

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みその量は好みで加減できますが、ご飯と合わせるので濃いめの味つけにするのがおいしさのポイント。本場、宮崎では麦みそが入ることが多いですが、今回は入手しやすいコメみそを使っています。

本格派の冷や汁は本来なら手間がかかるが…

冷や汁は宮崎を代表する郷土料理。冷やしたみそ汁をご飯にかけて食べる、汁かけ飯の一種です。

インターネットを検索すれば簡単なレシピはいくらでも見つけられますが、本格派は少数。というのも、きちんとつくろうとすると「魚を焼く→骨を取り除き、身をほぐす→ゴマやみそと合わせてすり鉢でする」という手間がかかるレシピだからです。

今回は、市販されている「さばの塩焼き」を使うことでその工程を省略しました。なんと、こちらの商品、骨が取り除かれているのです。

直火で焼き上げた さばの塩焼
同系統の商品の別の魚でも代用できますが、骨を取り除く必要があります(写真:筆者撮影)

もう1つの特選材料が「練りゴマ」です。ゴマをすりつぶしたもので、これを使うとすり鉢でする工程を省けます。余った練りゴマは保存が利きますし、ゴマダレや担々麺などほかの料理にも使えるので、買う価値は充分にあります。

ねりごま
イオンブランドの「ねりごま」は炒ったゴマの風味が特徴です(写真:筆者撮影)

練りゴマは油脂分と固形分が分離しているので、使う前にかならずパッケージを手でもんで、なじませてから使いましょう。今回は25グラム使います。

焼きサバはパッケージに記載されている調理法を参考に、500ワットのレンジに50秒かけ、少し蒸らしてから袋を開けます。生臭さはなく、いい状態です。

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