サイゼリヤの「おいしさ」を体現する一品
低価格で人気のイタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」。キッチンでは包丁を使わない、ホールではトレンチ(お盆)を使わないなど、徹底的に効率化されたシステムでも知られていますが、人気の秘密は「おいしすぎないおいしさ」にあります。
『サイゼリヤ革命』(著:山口芳生、柴田書店)という本の中で、創業者の正垣康彦氏は「おいしさを科学としてとらえているレストランはないといっていい」と述べ、「サイゼリヤはおいしさを『毎日食べても味わいがあり、いつまでも食べ続けたくなる味』ととらえた」とあります。白いご飯のように、「うまい」でもなければ「まずい」でもない、中間の味わいを「おいしい」と定義したのです。
私見ですが、「柔らか青豆の温サラダ」はそれを象徴するメニューに思えます。今日はサイゼリヤの青豆の温サラダをイメージした「グリーンピースの温サラダ」をご紹介しながら、うま味調味料の使い方についても解説します。
材料 1人分
冷凍グリーンピース 80グラム
ベーコン 20グラム
水 150ミリリットル
塩 小さじ4分の1
オリーブオイル 適量
味の素 0.2グラム(2振り)
温泉卵 1個


















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