ただ店員さんは嫌な顔せず親切に対応していたし、皆さんキビキビと動く姿が印象的だった。
企業理念は「親孝行」、人生の節目に「ばんどう太郎」
「ばんどう太郎」の創業は1975年、茨城県境町に1号店がオープンしたのが始まりだ。「坂東太郎」とは北関東を流れる川、「利根川」の異名であり、このことからも地場に密着した企業であるとわかる。同社は「ばんどう太郎」以外にもトンカツの「かつ太郎」やハワイアンカフェの「8代葵カフェ」「焼肉ダイニング百萬」といった幅広い業態を展開しており、「ばんどう太郎」を含めると店舗数は80以上になる。さらに先述の通り蛸屋での和菓子の製造や、イチゴの生産も手掛けている。

企業理念は「親孝行」。ここで言う「親」とは血縁の家族に限らず、目上の人、お世話になった人全般を指すという。周囲の人を親孝行するように大事にしようという思いを大切にしているそうだ。実際に「ばんどう太郎」は食事のみならず、子どものお食い初めや還暦のお祝いといった慶事にも利用できる。人生の節目に家族の団らんの場となり、世代を超えて愛される存在だ。

令和の今、昔と比べてライフスタイルは変化し家族のかたちも多様化しているが、ここに来ると「親孝行」や「家族」の在り方について改めて考えさせられる。いい意味で昭和の硬派な企業だ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら