デジタル化の進行によって「昭和」とは根本的に変わった…"令和の疲れ"から抜け出すたった1つの方法
休みが許されるのは、冠婚葬祭時と、著しく体調を崩したときだけ――大げさにいうと、それが常識とされる社会がこれまで築かれてきました。
今はその感覚は大幅に緩和され、昔よりもはるかに休みやすくなったと思いますが、それでも諸外国に比べたら「まだまだ」といわざるを得ないでしょう。
休みづらい職場なら転職も視野に
サボりやズル休みはさすがにいただけませんが、会社のルール上、もしくは法律上、休んでいいときはきちんと休みましょう。
有給休暇も、フル活用しましょう。それは、労働者に認められた確固たる権利です。上司や同僚が納得するような理由を、わざわざ探す必要はありません。
これは前半で触れた「空気を読む」にも通ずる話ですが、空気を読まずに休んで職場の反感を買ったとしても、意に介さないことが重要です。
それをいちいち気にしていたら、休みの日が休みではなくなってしまいます。かえって逆効果で、心の疲れを増長してしまいかねません。
もしもその休みがきっかけとなって、それまで就いていたポストを降ろされたり、重要な仕事を回してもらえなくなったり、冷たくあしらわれたり、嫌がらせをされたりしたら、それはもはや「自分が無理してとどまる必要はない会社」と判断しましょう。
たとえその場を乗り切ったとしても、いつかまた同じ目にあう可能性が高いと考えて、次なる一手を打つべきです。とにかく、「休む」ことに妥協は不要なのです。
ハラスメントを受けていることをはっきりと主張しつつ、退職や転職を視野に入れることも考えてみてください。つまり、それくらい、休むことは人生において優先順位が高く、大切なことなのです。
人生は長いですが、ストレスを受け続けることがわかりきっている職場に身を置くのは、本当に時間がもったいないです。もっと自分の人生を大切にして、無駄な時間を過ごさないようにしましょう。
あなたにぴったり合った、ストレスを極力感じずに済む職場は、どこかにきっとあるはずです。
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