有料会員限定

ユニクロ「ポスト柳井」の有力候補、塚越COOがファストリ取締役に就任、10年にわたる「後継者育成計画」がついに最終コーナーへ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
ユニクロ 柳井 ファーストリテイリング 社長交代
ユニクロの社長就任からわずか2年で、親会社ファーストリテイリングの取締役となった塚越大介COO(写真左)。柳井会長の後継者候補の1人と評価されている(撮影:尾形文繁)

「後継者選びが最大の課題」。社内外の関係者たちがそう指摘するように、カリスマ経営者、柳井正会長兼社長(76)への過度な依存がリスクになると長年指摘され続けてきたファーストリテイリング。その後継者選びがいよいよ本格化し始めた。

2025年11月27日、ファーストリテイリングの山口本社で開催された株主総会で、COO(最高執行責任者)兼ユニクロ社長の塚越大介氏が取締役に選ばれた。塚越氏は、柳井会長みずからも「後継の有資格者の1人」と評価する人物。それだけに取締役に昇格した意味は大きい。

会場には株主42人が訪れ、今後の抱負について質問されると塚越氏は「『顧客の要望に応え、顧客を創造する経営』を実践していきたい」と答えたという。

誰もなしえなかった北米ユニクロ黒字化の功労者

塚越氏は、現在47歳。大学卒業後、02年に新卒でファーストリテイリングに入社した。

関係者の話では、もともと環境コンサルタントの仕事に関心があったそうだが、会社説明会で柳井会長の話を聞き、経営理念に強く共感して入社を決めたという。以来、一貫して社内でキャリアを築いてきた叩き上げの経営幹部だ。

次ページ人材育成で現した「ポスト柳井」の頭角
関連記事
トピックボードAD