"疲れているのに、休みたくても休めない人"が元気に働き続けるためには? 「大丈夫か見極めるポイント」を精神科医が伝授 

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頭を抱えるビジネスパーソン
多くの方が「何かあっても立ち止まるわけにはいかない」「動き続けていなければならない」、というような強迫観念を持っているかのように見えます(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)
「うちの職場、本当に忙しいんです」
「仕事で結果が出せてないのに、休むなんてムリ」
「周りが頑張ってるのに、自分だけつらいなんて言えません」
精神科医・産業医として、23社の社員の悩みに寄り添う、尾林誉史医師には、こんな悩みが次々と寄せられます。かつてのサラリーマン時代には、自身も「休みベタ」で、なかなか休めない日々が続いたそうです。
働き方改革が進んでいるとはいえ、つい無理をしてメンタルの調子を崩す人も多い昨今、どうすれば気持ちよく休みを取って、元気に働くことができるのでしょうか。そのヒントを、尾林氏の新著『精神科医が教える 休みベタさんの休み方』から、お届けします。

「立ち止まるわけにはいかない」という焦り

仕事がしんどい。ストレスが溜まる。

本来なら、そんな心のモヤモヤにも、自分でなんとか対処することができるでしょう。最近の自分を振り返って、ちょっとした気分転換や、働き方の工夫を取り入れてみる。場合によっては、上司に相談したり、異動や転職を検討したりなど、一度立ち止まって自分の働き方、生き方を見直す機会を作ることもできるはずです。

ところが、最近僕がお会いする方々は、そうした気持ちの余裕がどんどんなくなっているように思います。目の前のことに忙しくて、立ち止まってなどいられない。変化の激しいビジネス環境の中で、情報やスキルを得て、結果を出し続ける。とにかく周りに後れをとるわけにはいかないのです。

何かをインプットしてる感がないと、置いていかれると思ってしまう。常に動いてないと、不安で落ち着かない。

今、産業医として話を聞いていると、多くの方が「何かあっても立ち止まるわけにはいかない」「動き続けていなければならない」、というような強迫観念を持っているかのように見えます。

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