関西万博「3Dプリンター建築」最前線!ギネス認定「森になる建築」、土のトイレなど・・・建設ITジャーナリストが注目したユニークな作品は?

3Dプリンター建築の革新的な技術は「大阪・関西万博」でも脚光を浴びています(写真提供/家入龍太さん)
近年大きな注目を集めている、3Dプリンター住宅などの3Dプリンター製建築物。その革新的な技術が、2025年4月13日~10月13日に大阪・夢洲で開催されている「大阪・関西万博」でも脚光を浴びています。
多種多様な建築物が立ち並ぶ会場で、建設ITジャーナリストの家入龍太(いえいり・りょうた)さんが特に注目したユニークな作品とは?
それぞれの建築物が持つ革新性や見どころ、そして実用化に向けて大きく前進するであろう3Dプリンター建築の未来について、家入さんにお話を伺いました。
ギネスにも認定された、竹中工務店「森になる建築」
5月に大阪・関西万博を訪れたという家入さん。最初に目を引いたのは、「大地の広場」に立つ竹中工務店の「森になる建築」だったそう。タマネギのような半球型のドームがふたつ並んだ、休憩用の仮設建築物です。

生分解性樹脂を素材に、現地で3Dプリント(写真提供/家入龍太さん)

(写真提供/家入龍太さん)
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