ホテル高騰の救世主?「寝台夜行バス」進化の実態 これまで寝台バスが日本で普及しなかったワケ

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ソメイユ・プロフォン
寝台バス座席「ソメイユ・プロフォン」を装備したバスの外観。2016年式の「日野セレガ」座席を換装(写真:筆者撮影)
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座席が180度倒れた状態で、移動中でもベッドのように就寝できる「寝台バス」が、間もなく高知~東京間で「日本初の定期運行」を開始する。

ソメイユ・プロフォン
高知駅前観光の寝台バス座席「ソメイユ・プロフォン」設置例(写真:筆者撮影)

寝台バスに搭載される座席「ソメイユ・プロフォン」を開発したのは、高知県に本社を置く「株式会社高知駅前観光」(以下:高知駅前観光)だ。ひとまず週1便、同社の高知~東京間の夜行バスで運行。改良を重ねたうえで、秋ごろには本格運行に移行する見込みだという。

海外では移動取材として定着しているが…

海外では東南アジア・アメリカなどで、寝台バスが移動手段として定着し、中にはキムロンモーターズ(ベトナム)のように、新モデルを積極的に販売するバス車体メーカーもある。

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