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なぜ今、「お茶カフェ」がアツいのか? スタバ、タリーズに続きサンマルクまで参戦!大手各社がこぞって拡大する背景

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  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
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とはいえ、完全に一人客の作業席をなくさない点にもサンマルクカフェの矜持を感じる。一人客の席は奥へと引っ込んだが、なくなってはいない。以前と同様にコーヒー1杯の利用ももちろん可能だ。電源もあるのでパソコン作業にも使うことができる。

元のお客も大切にしながら、新しい需要を取り込んでいく意向が見える。今後もこの業態は既存店のリニューアルなどによって増やしたいとのことだ。

スタバやタリーズのお茶新業態との違いは?

スターバックスやタリーズコーヒーのお茶の新業態も同様で、既存店にはない魅力的な商品を打ち出し、結果的に単価アップを図っている。

ただどちらかというと、この2ブランドのお茶新業態は店全体で新しい客層を取り込む意向が強く見える。

今年2月、銀座にオープンしたスターバックスのお茶新業態「スターバックス ティバーナ ストア 銀座マロニエ通り」は、限定ドリンク目当てにわざわざ訪れるお客が多く、日常使いされることも多い既存のスタバと異なるニーズのお客が大半を占めていた。

「スターバックス ティバーナ ストア 銀座マロニエ通り」(筆者撮影)
「スターバックス ティバーナ ストア 銀座マロニエ通り」のメニュー。通常のスタバとは異なる内容(筆者撮影)
「GINZA 石臼抹茶 ティーラテ」。大きさは「Tall」のワンサイズのみで価格は税込み1100円(筆者撮影)

タリーズコーヒーの「タリーズコーヒー&TEA」も、既存のタリーズコーヒーの近くに店舗を出すケースも多く、既存店と異なる需要を取り込みに行っているのが見て取れる。

一方の「サンマルクカフェ&茶」には、1つの店舗内で既存客も大切にしながら新しい需要も取り込む、懐の深さがある。

【もっと読む】串カツ田中"跡地"に出現「高級とんかつ店」の正体 では、串カツ田中が本社近くでひっそり始動させている新業態の実態について、外食系ニュースサイト「フードスタジアム」編集長の大関まなみ氏が解説します。

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