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コロナ後に店舗数が急減のドミノ・ピザ。再攻勢を期すおひとり様向け“弁当”の実態と、「2秒にもこだわる」カイゼンの実態

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通常のように「ピザそのものを分け合う」ことはできないが、ホームパーティなどで、「一緒に食べる時間をシェアする」ニーズも増えた。それも、発売当初から狙っていた使われ方だった。

だが2025年7月に入り、またもやメニューに変更が行われる。選択肢を大幅に絞り込み、ピザが6種類となったのだ。ピザライスボウルは廃番になった。

「メニュー数を絞り込むことで、お客様がさらに選びやすく、短い時間で注文できるように改変しました」

価格は、材料費高騰の影響を受けて、持ち帰り790円~、デリバリー1090円~に値上がり。しかし冒頭に紹介した通り、開店から16時までは「ドミランチ」として50~100円お得にオーダーできるようになった。

ピザはペパロニ、チーズをトッピングした「アメリカン」を、サイドメニューはポテトフライをセレクトしたピザBENTO。小学生の息子は熱々ホクホクのポテトに大喜びしていた(筆者撮影)

同時に、「ピザBENTO」とは異なるランチメニューとして、カリカリ食感の薄い生地のピザを焼き上げ、折り畳んでピザBENTOのボックスに入れる「クリスピッツァバーガー」も発売されている。

変化し続けるドミノ、強さの源泉

それにしても、2023年2月から2年4カ月の間で、目まぐるしい変更だ。ピザのサイズもメニュー名もセット内容も価格も変わっている。

新たに発売された、クリスピッツァバーガーのテリヤキチーズ味(写真提供:ドミノ・ピザ)

マイドミノ、ピザBENTOそれぞれで選べるピザの種類も、ときどき変わっていたという。なぜここまで変更を続けるのか。変更が多いと、消費者に優しくない気もするが……。

しかし、この柔軟さこそがドミノの強みでもある。後編記事ー【後編】「この新商品じゃダメだ。組み立て時間をあと2秒短くしよう」と侃々諤々…再攻勢へ「ドミノ・ピザ」新商品の開発で生じた"課題"では、スピーディーに変化し続けるドミノの舞台裏をより詳しくお届けする。

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