ガチ中華だけじゃない…! 東京・高田馬場の「中国化」がすさまじく進む驚く実態
高田馬場に2024年8月にオープンした「E-town cafe and bar」も中国人が経営するバーで、西洋風な店内は意外にも中華的要素はほとんどなく、ドリンクメニューもジントニックなどのカクテルを提供する普通のバーだ(メニューに中国語が併記されていることとバーテンダーを含めた店員が全員中国人であることを除けば、店自体に中国要素はほとんどない)。
この店もオープン以来、中国人向けInstagramといわれる「RED」で口コミが広まり、今では高田馬場の留学生の間で人気の店の1つになっている。「やはり若い中国人のお客さんが多いです。週末の夜9時頃にはいつも満席になりますよ」と同店の女性店員は話す。

高田馬場では中国人が経営するバーも増えており、クラフトビール店やシーシャバー(水タバコバー)なども見つかった。若い留学生が多いと、まずはガチ中華系の飲食店が増えていくが、その先にはバーやネットカフェなど中国でもよくある形態の店が登場してくるのだ。
中国を中心に1800店舗以上を展開のジムも
中国人向けパーソナルジムも増えている。早稲田通りを歩いていると目に入る黄色の「中田フィットネス」という看板。一見普通のジムにも見えるが、中国を中心に1800店舗以上を展開する大手ジムの日本店なのである。

月額料金は契約月数にもよるが、1カ月だけの場合はなんと約8万円(数カ月連続の利用で安くなる)。このあたりに暮らしているのは留学生メインだと考えると、かなり高額だ。ジムのインストラクターに話を聞いてみると「パーソナルジムで毎日1時間のレッスンが受けられるのであれば、それほど高くない価格だと考えています」とのこと。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら