「仕事はデキるのに…」異常で執拗なパワハラをする“ダーク・トライアド“と呼ばれる、職場のヤバい人たち

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SNS上に混在するネガティブな投稿とポジティブな投稿を引き合いに出すまでもなく、納得できる話ではある。

「水に流す」ということができない

人からひどい仕打ちを受けたとき、「絶対に復讐してやる」というような強烈な恨みや復讐心を持つのは、マキャベリストとサイコパスなのだとか。この2つのタイプは、嫌がらせを受けたときにも「まあ、今回は大目に見てあげよう」と、さらりと水に流すことができないというのだ。

普通の人であれば、ひどい仕打ちを受けたとしても、時間の経過とともに怒りの感情は薄れていくものだ。しかしマキャベリストとサイコパスは、いつまでも復讐の怒りを持ち続ける。非常にねちっこく、かつ濃いタイプだというわけだ。

カナダにあるカルガリー大学のカイラー・ラスムッセンは、短縮版ダーク・トライアドのテストと、自分にイヤな思いをさせた人物への復讐心との関連性を調べてみたことがあるのですが、図のグラフのような結果が得られました。
(31ページより)
マキャベリストとサイコパスはねちっこい性格
マキャベリストとサイコパスはねちっこい性格(図:『職場のヤバい奴の頭の中』より)
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