東洋経済オンラインとは
ビジネス

過去には「まんべくん」や「鏡月」、ミセス「コロンブス」も炎上…セブン「中国(台湾)表記」に見る、“不適切投稿”はなぜ避けられない?

8分で読める
  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

SNSやネットでの情報発信の場合は、担当者の裁量に任せられていることも多く、チェック機能が十分に働かないことも起こりうる。

ただ、セブン&アイ・ホールディングのような超大企業がSNSとホームページの両方で「不適切な記載」を行ってしまったのは、チェック体制が不十分であったと言わざるをえない。

ローソンのXアカウントのフォロワー数は、セブン-イレブンよりも多い880万人だが、同社は投稿する前に社内の100人以上に回覧されるという。時間と手間はかかってしまうが、リスク回避のためには重要なプロセスだ。

残念だったセブン-イレブンの炎上

筆者は台湾を何度も訪問していると書いたが、現地のセブン-イレブンにもよく行っている。日本にはない商品も多数あり、日常的な買い物にも、お土産の購入にも活用できる。

台湾のセブン-イレブンには「OPENちゃん」というオリジナルキャラクターがいて、台湾人に親しまれている。

日本と台湾との歴史的な関係は複雑な経緯はあるのだが、台湾人の多くは親日的であるし、日本文化に対する受容度も高い。筆者自身も、台湾で多くの現地の人たちに親切にされた思い出がある。

セブン-イレブンも日本人も台湾で広く親しまれているだけに、今回のような事態が起きてしまったことは筆者としても残念だ。

同社には、リテラシー向上とチェック機能の強化を行い、同様の過ちが再び起きない体制が築かれることを願うばかりだ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象