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後々になって大きな問題が表面化する…「終活」を一人で全部しようとする人の"落とし穴"

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  • 伊藤 勝彦 弁護士法人みお代表/弁護士

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(写真: jessie/PIXTA)
「元気なうちに終活をする必要がある」と理解はしていても、なかなか一歩を踏み出せない。あるいは、途中で挫折してしまう人が少なくありません。その理由の1つに、「終活は自分一人でしなければならない」という思い込みがあるのではないでしょうか。
たしかに、自分の人生の終わりについて一人で考えることは億劫です。そうした悩みに対して、終活のプロフェッショナルが提案するのが、「親子終活」という取り組みです。
親子終活とは何なのか。メリットや具体的な取り組みについて、『モメない相続でお金も心もすっきり!親子終活』の著者・伊藤勝彦氏(弁護士)が解説します。

なぜ親子終活する必要があるか?

「終活を始めよう」と思いながらも、一人で進めようとして行き詰まってしまったり、結局何も準備できないまま時間だけが過ぎてしまう、そんな方を多く見受けます。

例えば、次のような声をよく耳にします。

•「エンディングノートを書き始めたけれど、途中で挫折してしまった」
•「終活について考えたいけれど、子どもに相談するのは気が引ける」
•「親が高齢になってきたが、終活について話し出すきっかけがつかめない」

「やらなければ」と思っているのに何もできないまま月日が流れ、その結果、後々になって大きな問題が表面化する――これは決して珍しいことではありません。

事実、親の判断能力が低下してからあわてて対応を始めたり、遺言書がないために相続をめぐってきょうだいが対立してしまったりという事例は後を絶ちません。

しかし、こうした問題の多くは、事前にしっかり終活に取り組んでいれば防げたはずなのです。だから、終活を「ひとりの問題」として抱え込まず、家族全体の問題として捉え、親子でしっかりコミュニケーションを取って進めていくこと=「親子終活」が大切なのです。

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