「ダニが増えにくい家」の秘密――攻略するのは暑さより湿度!プロが伝える「本当に怖いのはダニではなく…」の深い意味とは?

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「人が通ったところだけを、1分ぐらいゆっくりかけるのでもいいです」(荻野さん)

カーペットやじゅうたんを敷くことをやめ、フローリングやクッションフロアに変えることも一策だ。フローリングの場合は、ホコリは角や隅に溜まるため、角や隅を掃除するだけでもホコリはかなり取れるという。

掃除機がけはどれぐらいの頻度ですればいいだろうか。

「住んでいる人数によって頻度は変わるので、まず自分の家で掃除をしてからどれぐらいでホコリが目立つようになるかを観察してみましょう。もちろん、今のペースでホコリが目立たないのであれば、そのままのペースでいい。ホコリが増えているような気がしたら、掃除の頻度を上げましょう」と荻野さんは言う。

ソファやぬいぐるみの対策は?

③布製のソファ

布製のソファもダニの温床だ。こまめに掃除機をかけたい。床を掃除したノズルを使いたくないときは、布団用のノズルを使うといい。

「布製のソファはダニが潜り込みやすいので、合成皮革などの素材のソファに変えることも一考の価値があります」(荻野さん)

④ぬいぐるみ

子どもが大切にし、一緒に寝ることの多いぬいぐるみもダニが棲みやすい。子どもの健康を考えると、やはりダニ対策はしておきたいところだ。ただ、たいていのぬいぐるみは「洗濯不可」と書いてある。どうしたらいいだろうか。

荻野さんは「アレルギーが気になる方は、やはり洗濯をすることが一番だといえます。色落ちなどに注意しながら洗濯してください。クリーニング店などのプロに相談してみるという手もあります」。

洗濯したあとは、形を整えたら陰干しで乾燥させよう。

ダニ対策まとめ(画像:ダスキン開発研究所提供)
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