「犬吸い」「猫吸い」は愛情表現だと考える人の盲点 専門家が「おすすめできない」と話す理由とは
ペットから病気をうつされるリスク
現在、国内でペットとして飼われている犬猫の飼育頭数は犬684万頭、猫907万頭の計1591万頭(一般社団法人ペットフード協会調べ)で、15歳未満の子どもの数1401万人(総務省調べ)より多い。
家族でもあるペットに対する飼い主の愛情表現の1つとして、最近は犬や猫の体に鼻先をうずめて大きく息を吸う「犬吸い」「猫吸い」といった言葉も見聞きする。
飼い主にとってはリラックスしたり、幸福感を感じたりする効果があるそうだが、場合によっては、ペットから病気をうつされるリスクがあることをご存じだろうか。「動物由来感染症(ズーノーシス)」という病気だ。
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