夫婦の会話が「仕事の話ばかり」だと不幸せか

結婚5年、同僚夫との関係に不安

その後だって、「共感してほしいから話すんだけど」なんて前置きをして話をするわけもなく、やはりもやもやして終了。ということが大半で、そのときはカッカしていますが、「今の話は明らかに共感を求めているでしょ。どうしてわかんないのかしら」と後から冷静に分析できるようになり、なんだかおかしくなってしまって、「にやり」とできるようになったのです。

上司に相談するのと、夫に相談するのとの違い

仕事やキャリアの悩みなどで上司に相談すると、「解決策は3つある!」と指を3本立てられて、ひとつずつ説明されたといった経験、したことがありませんか? そして、そのひとつずつはとても正しい答えなのだけれど、「うーん、そういうことじゃないんだよな……。でもうまく言えないな」と思ったこと、ないでしょうか?

私には、この「うーん」な感覚と、同僚ダンナとの仕事の会話で感じる気分がすごく似ているような気がするのです。上司と違って、ダンナにはまずは気持ちを受け止めてほしい、そして解決策についても「答え」ではなくて、「最初の一歩」くらいのものを提示して欲しい……。

上司もダンナも一生懸命にあなたの話を聞き、最善だと思うことをアドバイスしてくれているのです。それがわかっているのに「うーん」な表情をしているものだから、相手にも「何が不満なんだよ?」といった気持ちを抱かせてしまう。もしかしたら、「いえ、うちの夫婦はそういうのとは全然違います!」と否定されるかもしれないけれど、あなたの同期のご主人との「仕事話、からのけんか」というのは、こういうことかなぁ、なんて思ったりしました。いかがでしょうか?

女性同士だったら、「わかる、わかる!」と共感し、あまり具体的なアドバイスもせずに相談が終わることも多いので、「愚痴」とか「おしゃべり」とか言われがちですが、意外とすっきりします。でも、男が相手だとそんな展開になることはあまりありません。大体、ちゃんと答えを出してくれようとします。

こちらは逆に男の話を「えー、すごーい」などといった言葉で称えたり、「でも大丈夫なの?」と心配したりすることしかできず、「こういう視点はないの?」なんて言うことは滅多にありませんから、「求めている答えと違うんだけどな」と思っているのかもしれません。でも、そういう違いを認め合って、なんとかやっていくのが家族だと思うし、仕事の話が家でもできるって結構いいと思うんだけどな。外で愚痴を言わずに済むし、これからお子さんができても、いろいろと一緒に両立に向けて奮闘してくれるのではないかと思いますよ。

私は今でも、月に1度くらい、子どもを迎えに行くまでの隙間の時間が1時間くらいあったら、なんとか都合をあわせて、ダンナと外で会って話をするようにしています。同じ仕事の話でも、部屋着でテレビがついてて……というよりずっと「仕事モード」で会話ができるし、案外アドバイスも素直に受け止められたりします。家庭の話も家でするより前進することが多いような気がする。要は気分の問題なのかもしれませんが。

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