夫婦の会話が「仕事の話ばかり」だと不幸せか

結婚5年、同僚夫との関係に不安

私の場合は、ダンナは同じ会社といっても別の部署だったので、「なんとなく仕事の雰囲気はわかるけど、深いところまではわからない」といった微妙な距離感で、適度に情報共有をすることができていました。私の失敗やミスも、自分で話さない限りはダンナの耳に入っていないし、逆に高い評価を受けたときだってわざわざ自慢話をしないと喜んではもらえませんでしたが、同じ会社にいるぶん、大体の「コトの大きさ」はわかってもらえました。

人の話をするときも、「ああ、あの人ね」とニュアンスを酌み取ってもらえるので、いちいち前提から話さずに済みました。何より、社内の風土を理解し合えていたので「なぜ、こんなに遅い帰宅になるのか?」といった自分だけではどうしようもないことを責められた記憶は1度もありません。社内結婚のおかげか、私たち夫婦の門限は「夜が明けるまでに帰宅」という緩さ。夏と冬で門限が大幅に変わるわけですが(笑)

わが家でも気まずくなることが多々

一見、仲がよそうに書いていますが、仕事の話をしていて気まずくなる、というのは、わが家でもよくあります。原因のひとつは、やっぱり男と女の違いなのかなぁとも思います。

私たち夫婦の場合は、それぞれ会社から独立し、それぞれに会社を運営する身になってから、あなたと同じようについけんかになることが増えました。よくあるのは、「こんなビジネスの話があった」といった嬉しい話を報告しつつ、その進め方を相談するときなどでしょうか。

私のダンナは、色々とアドバイスをしてくるんですよ(笑)。それも、そこまでやれたらそれは理想的だよなぁと思うようなことを。または、わかってるよ、と言いたくなるような注意事項だったり。するとこちらも言い返し、向こうもさらにアドバイスするの繰り返しに……。最終的に「この話はもうやめようか」という雰囲気になって、せっかくの嬉しい気分が台無しになってしまう。

先日、仕事の話をしていて、気まずい雰囲気になってきたときのことです。イライラした顔をしながら「もういいよ」と話を打ち切ると、すごく大きなため息とともに、「あのさ、共感してほしいの? 相談しているの? 共感してほしいだけならはっきり言ってくれればいいじゃん。そうしたら、すごいねとしか言わないから」と言われたんです!

言葉を失うくらいムカついたんですが、なんだか納得してしまった私でした。「そっか、男は共感か相談か、どちらかひとつしかできないのか!」と思ったら、そのふたつを同時に望んでいた自分の気持ちがわかって、すっきりしたのです。

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