まさに「採用の戦国時代」に突入した今、人材獲得のために知っておきたいZ世代の《職業選択の基準》

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Z世代が「仕事に求めるもの」について解説します(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)
採用に困っていない企業は1社もない――。そう語るNo Company, inc.代表取締役社長の秋山真氏によれば、深刻な人手不足がつづく現在は、まさに「採用の戦国時代」に突入したといえる状況だそうです。
そんな「採用の戦国時代」において、優秀な人材を確保するために企業側に必要とされる「価値観のアップデート」について、秋山氏の著書『これまでと同じ採用手法で大丈夫なのか?と悩んだときに読む 採用の新基準』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

激化していく「採用の戦国時代」で生き残れるか?

私がNo Companyを立ち上げてから約3年間で、多種多様な企業の採用担当者の方に、1000人以上お会いしてきました。そして、採用の問題点について、いろいろなお話を伺ってきました。その結果、はっきりとわかったことがあります。

採用に困っていない企業は1社もない。これが現実です。どの企業も、大なり小なり必ず悩みを抱えています。

もちろん、求職者のニーズに的確に応えられていなかったり、採用戦略がうまくいっていなかったり、という事情もありますが、最大かつ根本的な理由は、我が国の労働人口不足にほかなりません。いい人云々の前に、そもそも人手が足りないのです。

この状況を深刻に受け止め、対策を練っていかないと、採用をめぐる問題解決には至らないでしょう。

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