「死ぬときに後悔しない」お金の使い方とは…「どう稼ぐかだけでなく、どう使ったら幸せか?」を考えるべきと僧侶が説く深い訳
一方、高級レストランで3万円の食事はどうでしょうか。
コース料理だとして、出される料理はすべて高級レストランの基準をクリアしたものが提供されます。仮にそのお店に行って、最も安いアラカルトで3000円のパスタを注文したとしても、そのパスタは数万円のコースを出すレストランのクオリティーで作られます。どんな料理を食べたとしても、そのレストランの一部を体験できるわけです。
モノの価値の考え方
これはホテルに泊まるときでも同じです。
・ラグジュアリーホテルで最も安い部屋
どちらの部屋も1泊10万円だとしたら、どちらに泊まりたいですか?
部屋の広さでいえば、おそらく前者は広い部屋で、後者はもっとも狭い部屋でしょう。しかし、内観やサービスを見たときのクオリティーは後者のほうが勝っています。安い部屋だからといって、質が変わるものではありません。
もちろん目的が違うので比べる対象として適切ではないかもしれませんが、言いたいことはそこではなく、モノの価値を考えるとき、ラーメンであれ、ホテルの部屋であれ、相対的な価値として高いのか、絶対的な価値として高いのかを考えてみましょう。
そしてそれが、モノの選び方にも影響を与えます。
これは一例に過ぎませんが、自分は何に対して価値を感じているのかをしっかり考えたうえでお金を使いたいものです。
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