ディラー棟を見学すると、日本人が長年住んでいる住戸に近い印象を持った。その一方で、可動式の建具や取り外せる間仕切りがあり、空間を柔軟に変えられるという新しい発想も備えている。

間仕切りは取り外して空間をアレンジできる。奥が畳の和室だ(写真:筆者撮影)
水回りやキッチンのスペースは、木の引き戸を動かして隠したり、開け放したままにしたり、自由にのびのび使える。
自由にアレンジできるリビング
個室側もアクリル扉や建具を動かし空間をアレンジできる。

キッチン側、個室側の扉を閉じるとリビングが独立する(写真:筆者撮影)
個室側とキッチン側の両側の扉を閉めるとリビングが独立する。窓が大きいからか、圧迫感はない。ただし壁がないため家具の配置は悩ましい。
「私なら」と思わず妄想が広がる。家具が置きにくいことから、右手奥の和室を居間として使う形に落ち着きそうだ。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら