玄関のすぐ横にキッチンがある。ドアを開けるとキッチンの様子が見えてしまうことがあり、靴を脱ぐ横で調理をするのはせわしなくも感じる。
ただ、光がたっぷり入る真っ白な空間に身を置くと、気分があがることを実感した。

そのまま窓側へ進んで右を見る。

外へ向いた南側に大きな窓を配し、広い縁側のような廊下を設けた。高層階だからか外からの視線は気にならないが、夏は日差しの強さが気になるだろう。
中ほどには窓に向かって置かれた洗面台があった。外を見ながら手洗いや洗顔をするのはなんとも刺激的。洗面台の背後の白いドアにはトイレと浴室があり、浴室には脱衣所がないため、真っ先に目隠しの仕方を考えるだろう。
個室の先にフシギなドア
個室に足を踏み入れると、奥にはフシギなドアが見えた。これは一体……。

おそるおそる開けてみたところ、なんと共用廊下に出た。玄関だけでなく個室からも外部に接続しているとは、斬新なプランである。作業部屋として使う場合など、住居と隔離できていいかもしれない。
そんな個室は、通路側の茶色の開き扉を開けて光を取り込む。ただし完全な個室にしたい場合は、扉を閉めねばならず暗くなってしまう。せっかくの光がもったいない。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら