名古屋っ子に愛される《ガッツリなのにホッコリ系》ラーメンチェーンのすごさ。出張者を虜にする“優しい爆盛りラーメン”とは?

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その下から(ようやく)麺が現れる。麺は中細麺のストレートで、ラーメン福の自家製だ。

ラーメン福
麺は自社工場で生産。スープにうまく絡み付くように何年も研究を重ねた中太麺である(筆者撮影)

麺とチャーシュー、モヤシを絡めてズズズっと食べると、もう至福。

ちなみにおいしく食べるコツは、「いかにスープとモヤシを絡ませるか?」である。麺・モヤシ・チャーシューをまとめて箸でつかんでスープにくぐらせると、まるで三位一体、シャキシャキのモヤシが最高の仕事をしてくれる。

「これだ、この味が食べたかった……」

そう思う瞬間が必ず来るはずだ。では、ここで大胆な味変をさせてみよう。

ラーメン福
この赤い物体はいったい!?(筆者撮影)

テーブルに置かれた赤いやつ、ラーメン福特製の「スタミナ辛子」だ。

一般的な辛みそとは違って生ニンニクがどっさりとミックスされ、スタミナの名に恥じないものとなっている。

ラーメン福
スタミナ辛子は少しずつ!(筆者撮影)

これを少量とり、ラーメンにドロップ!

優しかったスープは一瞬のうちにニンニクと唐辛子に支配され、裏ワールドといって差し支えない別世界が広がる。これがまた無限に食欲を誘うのだ。スタミナ辛子、これはもはや名古屋が生んだ大発明ではないだろうか。

ベタな名古屋メシでもなく、駅前にあるわけでもない、ただシンプルな「ラーメン」に、名古屋の優しさが垣間見えるだろう。

ラーメン福の餃子に驚け

ただ、ラーメンだけで終わってはもったいない。餃子である。

ラーメン福
ラーメンと餃子があれば世界に平和が訪れる。餃子は7個で350円(筆者撮影)
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