名古屋っ子に愛される《ガッツリなのにホッコリ系》ラーメンチェーンのすごさ。出張者を虜にする“優しい爆盛りラーメン”とは?

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筆者はラーメン福の1号店にあたる十一屋店を訪れた。アクセスは、名古屋駅からあおなみ線で金城ふ頭に向かって南下し、稲永駅で下車。そこから約1.1km歩くが、ラーメン前の腹ごなしとしては十分だろう。

ラーメン福 十一屋店
ラーメン福 十一屋店(筆者撮影)

前身は京都のラーメンチェーン店のラーメン藤

レトロな店構えが印象的だ。ラーメン福の1号店であるこちら十一屋店は、1978年にラーメン福の前身となる「アライグループ ラーメン藤」として創業したのがはじまりだ。

「ラーメン藤」と聞いてピンと来る人もいるかもしれない。そう、京都のラーメンチェーン店、ラーメン藤のことだ。そのフランチャイズ店として、名古屋で創業したのが前述のアライグループ ラーメン藤なのである。

その後、ブランドを独立させて、現在の「ラーメン福」となった。

なお、名古屋のラーメンチェーン店としてラーメン福と同様にラーメン藤をルーツに持つ「藤一番」も、ある意味では従兄弟のような存在かもしれない。

なお、筆者は1号店である十一屋店を訪れたが、名古屋駅周辺の店舗がよければ黄金店が一番近い。名古屋駅から伊勢中川方面行の近鉄名古屋線に乗り黄金駅で下車、そこから約600メートルだ。

福ちゃん
ラーメン福の看板キャラクター「福ちゃん」(筆者撮影)

地元ナンバーの車がどんどん集まり、吸い込まれるように入店していくお客さん。その波に交ざり、入店してみた。

メニューはいたってシンプル(筆者撮影)

ラーメン福のメニューはとてもシンプル。ラーメンは「ラーメン」と「特製ラーメン」の2種類のみで、この2つの違いはチャーシューがあるかないかだけ。スープや麺、野菜のトッピングは共通している。

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